自分の生活が全部テレビで放映されていたら・・というジム・キャリー主演のありえない設定のヒューマン・コメディSF映画『トゥルーマン・ショー』を紹介します。
落ち込んでいる時に観ると、ちょっとした勇気を貰えるかもしれません♬
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『トゥルーマン・ショー』予告編動画
『トゥルーマン・ショー』あらすじ
小さな離島シーヘブンで、保険会社のセールスマンをするトゥルーマンは、看護師の妻と共に平穏な生活を送っていた。
そんなある日、トゥルーマンは自身が幼い頃に死んだはずの父親を街で見かける。同時に、周囲の人間が自分を観ているという考えに取り憑かれていき、友人や妻に対しても疑い始める。
『トゥルーマン・ショー』見どころ・感想レビュー
『トゥルーマン・ショー』(原題:The Truman Show)は、1998年に公開されたアメリカ映画です。自分の人生が全世界にテレビ放映されていた、という一人の男の運命を描くヒューマン・コメディSF映画。
アメリカの辛口映画批評サイト・ロッテントマト(rottentomatoes)では、批評家から95%、観客からは89%という高評価を獲得しています。
主演は大ヒット映画「マスク」でトップスターの仲間入りを果たしたジム・キャリー。本作での熱演が評価され、第56回ゴールデングローブ賞男優賞を受賞しました。
番組プロデューサー、クリストフを演じるのは「アビス」「トップガン マーヴェリック」のエド・ハリス。彼もゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しました。
監督は、「刑事ジョンブック目撃者」「いまを生きる」のピーター・ウィアー。
脚本をSF映画「ガタカ」の監督アンドリュー・ニコルが担当しています。
ジムキャリー演じるトゥルーマン以外は全てが役者という設定。
自分の生活が全世界でテレビで中継されているなんて気持ち悪いですね。
それまで信じていた世界が実は違うものだった、という設定は「マトリックス」「ダーク・シティ」「13F」といった作品に共通しています。
大抵の映画では主人公たちは真実を知ってショックを受けます。
でも、主人公たちの偉いところは、そこで打ちのめされるのではなく、更に自分の力を信じて前進しようとする所です。
それは『トゥルーマン・ショー』でも同じです。
映画の中に出てくるテレビの視聴者全員が、まるで自分の人生の事のようにトゥルーマンを観て、運命に抗う彼の姿に、皆が感動し応援します。
そして映画を観ている私達も、気がつくと彼の勇気ある行動を応援しています。
今まで、他人に管理されて自由のない世界から一歩飛び出すトゥルーマンの勇気に、観ている側は大きな拍手を贈りたくなります。
倒れそうになっても本当の人生を生きようとする真剣な姿に、視聴率だけでは稼げない本当の感動がある、というメッセージを『トゥルーマン・ショー』は伝えているように感じました。
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『トゥルーマン・ショー』キャスト・スタッフ
キャスト
(トゥルーマン・バーバンク)ジム・キャリー
(クリストフ)エド・ハリス
(メリル)ローラ・リニー
(マーロン)ノア・エメリッヒ
(ローレン/シルヴィア)ナターシャ・マケルホーン
(トゥルーマンの母)ホーランド・テイラー
ブライアン・ディレイト
ブレア・スレイター
ピーター・クラウス
スタッフ
監督 ピーター・ウィアー
脚本 アンドリュー・ニコル
製作 エドワード・S・フェルドマン、アンドリュー・ニコル、スコット・ルーディン、アダム・シュローダー
製作総指揮 リン・プレシェット
音楽 フィリップ・グラス、ブルクハルト・ダルウィッツ
撮影 ピーター・ビジウ
編集 ウィリアム・M・アンダーソン、リー・スミス
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