リドリー・スコット監督のSF映画『オデッセイ』を紹介します。
火星に残された主人公のノリの良さと、科学的知識で冷静に問題を解決していく姿に応援を贈りたくなる映画。
悲観的な時でも、諦めず前向きでいたいですね。
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オデッセイ 予告編
オデッセイ あらすじ
近未来の火星。有人火星探査計画アレス3のクルーらは、砂嵐に襲われて地球への帰還を余儀なくされる。しかし、嵐に巻き込まれたワトニーだけが火星に取り残された。
NASAに死亡したと断定されたワトニーだが、彼は持ち前の科学的知識でサバイバルを敢行。
その後、ワトニーからの通信で生存を知ったNASAは、救出作戦をスタートさせるのだが・・
オデッセイ 見どころ・感想・レビュー

映画『オデッセイ』(原題: The Martian)は、アンディ・ウィアーの小説『火星の人』(2011年出版)を原作にした、2015年のアメリカのSF映画でです。
監督は「エイリアン」「ブレードランナー」のリドリー・スコット。
主人公のワトニー役は「フォードvsフェラーリ」「インターステラー」のマット・デイモン。
第73回ゴールデングローブ賞で、作品賞・主演男優賞(共にミュージカル・コメディ部門)を受賞しています。
NASAの惑星科学部門の責任者が雇われ、科学的正確性を追求した作品ということも、この映画の見どころの一つ。

この映画を観た時の感想は「ノリが良くて明るい」というイメージ。
鑑賞前は、火星に残された男が、苦しい苦悶の表情で困難を乗り切って、スケールの大きな感動的な音楽でラストを迎える映画かと思っていたら違いました。
困難な状況にあっても悲観的にならず、明るく乗り切る男の姿が、時にはユーモラスに描かれています。
助けがすぐに来るわけでもなく、ものすごい悲観的な状況なんですが、ドナ・サマーの「ホット・スタッフ」を火星探査車の中で流したりと明るいノリ。
他にもデヴィッド・ボウイの「スターマン」や、ABBA/アバの「恋のウォータールー」等が効果的に使用され、問題を乗り切ろうとする人たちの姿が明るく描かれています♬
また、ワトニーが科学的知識を元に、身近にあるものを利用したサバイバルのシーンも印象的です。
冷静に問題を解決していく姿は、海外ドラマで人気の「マクガイバー」を観ているようでした。

映画ではアメリカと中国との協力も描かれています。
2020年の現実の世界では、中国とアメリカの関係はよくありません。
映画のように仲良くなってくれればいいのですが・・そう単純なものではないですね。

この映画を観ていて、明るく冷静な気持ちになることって大切だよな、と感じました。
もちろん、ただ明るくしていればいいというものではなく、具体的な問題解決の手段があり、現実的な行動をしながら気持ちは前向きにしたいですよね。
よく「類は友を呼ぶ」と言いますが、何か起きた時に悲観的になると、さらに悲観的なものを引き寄せます。
現実の生活でも、楽天的に前向きに明るくなることの大切さを気が付かせてくれた映画です。
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オデッセイ キャスト・スタッフ
キャスト
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