2016年に公開された社会派サスペンス映画「女神の見えざる手」を紹介します。
ラストのエモーショナルな逆転劇に胸が熱くなります。
※2020年7月時点の情報です。最新の情報は公式ページにてご確認ください。
女神の見えざる手 予告編
女神の見えざる手 あらすじ
政治ロビイストの世界では一目置かれる有能なロビイスト、エリザベス・スローン。
彼女は、ある依頼を受けたことから銃擁護派団体と対決することになる。スローンはあらゆる犠牲を払って活動する。しかし、計算外の事件が起こり、彼女の過去のスキャンダルが暴かりするなど、形勢は圧倒的に不利な状況に・・
女神の見えざる手 感想・レビュー
ロビイストとはロビー活動の専門家のことです。
ロビー活動とは、特定の主張を有する個人や団体が、政府の政策に影響を及ぼすことを目的として行う活動の事です。メディアに対しても戦略を立て、世論を有利に誘導するために様々な戦略をとります。
建物のロビーで、お偉い先生方に「よろしくお願いします」と頼み込む活動ではないです。
「女神の見えざる手」は、そんな知られざるロビイスト達の舞台裏を描いた社会派サスペンス映画です。
ジェシカ・チャステイン演じるエリザベス・スローンは、人間性を排除して合理的に活動を進めるロビイストです。
銃規制強化法案を有利に進めるために、彼女は自分以外の人間をも道具にして仕事を淡々と進めます。
仕事はできるけど、人間としてどうなの?
という女性です。
圧倒的な財力を持つ銃擁護派団体に勝負を挑むスローン。
しかし、そんな彼女でも、味方を道具にしたことが裏目になる事件が起こり、その後敵の策略にもはまり、情勢は不利な状況に追い込まれていきます。
味方からも敵からも白い目で観られる主人公。
しかし、そんなイメージもラストでは覆ります。ストーリーのあちこちに伏線が張り巡らせれていて、最後はそれが一つに結ばれます。邦題の「女神の見えざる手」という言葉がピッタリのラストでした。
どんでん返しが好きな人には、ぜひ観てほしい映画です。
ジェシカ・チャステインの圧倒的な存在感が光っています。
女神の見えざる手 動画配信サービス
2020年7月時点の情報です。最新の情報は公式ページにてご確認ください。
女神の見えざる手 キャスト・スタッフ
キャスト
スタッフ
監督ジョン・マッデン
脚本ジョナサン・ペレラ
製作ベン・ブラウニング、クリス・サイキエル、アリエル・ゼトゥン
製作総指揮クロード・レジェ、ジョナサン・ヴァンガー、パトリック・チュウ、アーロン・ライダー