第二次大戦中、若き爆撃機クルーたちの姿を描いた映画『メンフィス・ベル』を紹介します。
1990年の作品ですが、改めて見直すと、クルーたちの懸命に生きる姿が感動的で、素晴らしいと感じた映画です。
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メンフィス・ベル 予告編
出典 warmovie001
メンフィス・ベル あらすじ
1943年、イギリスのアメリカ軍基地。
爆撃機B-17の中で、メンフィス・ベルは24回出撃して唯一無傷だった。25回目の任務をこなせばクルーたちは本国に帰還することが出来る。
そしてブレーメンの飛行機工場を爆撃するため、メンフィス・ベルは最後の任務に出発する。ドイツ軍の攻撃により味方の爆撃機が落とされていく中、何とか目標上空に到着するも雲がかかり、爆撃地を確認出来ない状況に陥る・・
メンフィス・ベル 見どころ、感想・レビュー
映画『メンフィス・ベル』(原題:Memphis Belle)は、1990年にイギリスで制作されました。
第二次世界大戦中、イギリスに駐留しドイツに対する昼間爆撃を任務としていたアメリカ第8空軍所属の爆撃機B-17F、愛称”メンフィス・ベル”の若き乗組員たちを描いた作品です。

監督は、「ドク・ハリウッド」のマイケル・ケイトン=ジョーンズ。
主演は「フルメタル・ジャケット」のマシュー・モディーン。
他に「ウオーターダンス」のエリック・ストルツ、
歌手で作曲家でもあり「インディペンデンス・デイ」にも出演したハリー・コニック・ジュニア等が出演しています。

ストーリーは、ドイツの軍事工場を爆撃して帰還、というシンプルなものですが、その過程の中で起きる爆撃機クルー10人の心理描写がとても心に残った作品です。
ものすごい英雄が登場するわけでもなく、「死ぬかもしれない・・」という恐怖心と戦う人間としての弱さを見せながら、ごく普通の若者たちが極限状態の中で戦う姿に、とても胸を打つものがありました。

一方、メンフィス・ベルの乗組員たちが苦労して爆撃を遂行しても、ドイツ側でも死者は出ている訳ですから、観ていて複雑な心境にもなりました。
そのような事も含め、描かれるのは、第二次大戦という時代で、懸命に生きる爆撃機クルーの姿です。

この映画でとても印象的だったのはD・B・スウィーニー演じるフィルが、「生きるんだ」と叫びながら最後まで諦めないシーン。
絶対に生きて帰る!という想いがヒシヒシと伝わってきたシーンです。
劇場公開時、管理人の私は、父と二人でこの映画を観たのですが、普段エンド・クレジットが始まるとサッサと席を立って劇場を出てしまう父が、この時だけは劇場内の明かりが灯るまで席に座っていました・・
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メンフィス・ベル キャスト・スタッフ
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