クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』を紹介します。
覚醒・革命といったテーマが好きな人の映画です。
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『インセプション』予告編
『インセプション』あらすじ
人の潜在意識に侵入して情報を盗む産業スパイのコブは、ある日、大企業のトップ・サイトーから、他人の脳に、ある意識を植え付けるインセプションの依頼を受ける。
コブには2人の子供がいるが、犯罪容疑がかけらているため、会うことが出来ずに葛藤する毎日を送っていた。彼は犯罪記録の抹消と引き換えに仲間とともに行動を起こす。
『インセプション』見どころ・感想レビュー
『インセプション』(原題: Inception)は、2010年のアメリカのSFアクション映画。
第83回アカデミー賞で、撮影賞、視覚効果賞、音響編集賞、録音賞を受賞しました。全米脚本家組合賞ではオリジナル脚本賞を受賞しています。
監督・脚本・製作はクリストファー・ノーラン。本作に、構想20年、脚本の完成までに8年をかけた野心作です。
主演は「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオ。
その他に「ラストサムライ」の渡辺謙。
そして、ノーラン監督作品にはおなじみの名優マイケル・ケイン。
この映画では、夢の中に入る機械の、具体的な説明などは出てきません。
世界中で当たり前に使用されている、という前提でストーリーが進みます。
でも、その事が説明っぽくなくて、逆に作品全体から不思議な印象を与えてくれています。
映画の中でやっていることは、大人たちが夢の中でドタバタやっているだけで、一見荒唐無稽なストーリーなんですが、それをリアルに見せてくれるノーラン監督の手腕って凄いと思いました。
夢か現実なのか分からなくなる怖さも伝わってきます。
潜在意識の奥底の不思議な雰囲気を出したり、夢の中で夢を見せるというアイディアも凄いですし、本当に才能がある監督ですね。
よく「人生は夢のようだ」というセリフがありますが、映画でもそのような印象を受けたラスト。
今まで本当だと感じていた世界が実は偽物だった、という設定では「マトリックス」「トゥルーマン・ショー」「ダーク・シティ」「13F」といった名作がありますが、『インセプション』もそんな覚醒ネタの一つの映画です。
潜在意識に植え付けられた種は、やがて現実の世界をも変えていく、という心の仕組みは、実際に行われています。
言葉で潜在意識を変えていく方法を「自己暗示」「アフォメーション」と呼ばれていますが、「インセプション」はそのような心の働きを、実際に映像化したようなイメージを受けました。
『インセプション』ネット動画配信サービス
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『インセプション』キャスト・スタッフ
キャスト
レオナルド・ディカプリオ
渡辺謙
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
マリオン・コティヤール
エレン・ペイジ
トム・ハーディ
キリアン・マーフィー
トム・ベレンジャー
マイケル・ケイン
スタッフ
監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン
製作 エマ・トーマス、クリストファー・ノーラン
製作総指揮 クリス・ブリガム、トーマス・タル
音楽 ハンス・ジマー
撮影 ウォーリー・フィスター
編集 リー・スミス
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