『ママは世直しヒーロー』邦題とのギャップあり!・・ネタバレ感想レビュー Netflixオリジナル映画

Netflixで配信中の『ママは世直しヒーロー』を紹介します。

『ママは世直しヒーロー』予告編

『ママは世直しヒーロー』あらすじ

夫と2人の子供と生活するウェンディは、幼い頃、ある事件に巻き込まれ、安定剤を飲みながら生活していた。

収入が少ないウェンディは、職場の上司に昇給を頼むが、気の小さい彼女は「昇給したかったら自分が変われ!パワー不足だ。」と言われてしまう。

そんなある日、ゴミ捨場で食べ物を漁っていたホームレスの男から「俺達は仲間だ。薬を捨てろ」と言われる。そして、薬を捨てたウェンディにある変化が・・

『ママは世直しヒーロー』見どころ、ネタバレ感想レビュー

ママは世直しヒーロー』(Freaks: You’re One of Us)はNetflixで配信中のドイツ映画です。

 

気の弱い人間が、強いパワーに目覚めていく作品。

職場でいじめられたり、他人の悪い行為に言い返せない主人公が、パワーを持ったとたん羽目を外して荒くれ者になっていきます。

力に目覚めた人たちが、今まで抑圧していた遊びたい気持ちや欲望を吐き出していく所にはとても共感できました。

気の小さい人って普段は溜め込んでいるような気がします。

溜め込んでいるだけに、その反動をしっかりと描いてくれています♬

 

ただしこの作品、邦題と内容のギャップが大きいです・・・

原題は「Freaks: You’re One of Us」(化け物 あなたも私達の仲間)。こちらの方が映画の中身とあっています。

世直しヒーローの映画なのに、実際はパワーに目覚めたママが、ATMぶっ壊してお金を盗むシーンが出てきます。しかも、そのお金で息子に靴を買ってあげるという・・。そしてその事に反省もなし!

邦題と違うじゃないか!と、観ていて違和感アリアリでした。

 

でも邦題が「フリークス」だったら観なかったかも(笑)

『ママは世直しヒーロー』という題にやられました。

タイトルって大切ですね♬

 

本作は、これから世直しするぞ、という所で映画が終わります。

もっとスカッとするコメディー映画なのかな、と思っていたら、パワーに目覚めた人達の内面の葛藤と成長にポイントを置いた物語でした。

続編を意識している作り方でしたが、はたして・・・

 

どんな力を持つにしろ、家族の協力と理解は大切だと描いていた映画です。

『ママは世直しヒーロー』ネット動画配信サービス

 

⇒ Netflix

※2020年9月時点の情報です。最新の配信状況はNetflix公式サイトにてご確認下さい。

『ママは世直しヒーロー』キャスト・スタッフ

キャスト

コルネリア・グレーシェル

ティム・オリヴァー・シュルツ

ヴァータン・ヴィルケ・メーリング

ニーナ・クンツェンドルフ

フレデリック・リンケマン

フィンライ・ベルガー

ギザ・フレイク

ラルフ・ハーフォース

テルマ・ブアベン

スタッフ

監督フェリクス・ビンダー

脚本マルク・O・ゼンク