80年代日本のノスタルジーと危険な恋・・「アースクエイクバード」Netflixオリジナルサスペンス映画

Netflixオリジナルサスペンス映画『アースクエイクバード』を紹介します。「エイリアン」「ブレードランナー」のリドリー・スコットが製作総指揮。

80年代の日本を舞台にした男女の三角関係と、そこから起きた事件の顛末を描いたサスペンス映画です。「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の小林直己が怪しげな日本人カメラマン役で登場。

80年代日本の懐かしさに浸りたい人一押しの映画です♬

 

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※2020年7月時点の情報です。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。

アースクエイクバード 予告編

アースクエイクバード あらすじ

1989年の東京。ある日、翻訳事務所に勤務するルイザ・フリーは殺人容疑をかけられる。同じ日本に住む、友人のイギリス人女性リリーが行方不明となり、数日後に東京湾で遺体となって発見されたからだ。

2人は日本人カメラマン禎司をめぐって三角関係になっていた。

アースクエイクバード 見どころ・感想レビュー

アースクエイクバード」は、2019年11月15日から、Netflixで独占配信が始まった80年代の日本を舞台にしたミステリー映画です。撮影は東京と新潟県の佐渡島で行われました。

原作は、日本在住経験のあるスザンナ・ジョーンズ の同名小説。小説は、2001年の英国推理作家協会賞の最優秀新人賞を受賞しています。

 

製作総指揮に「ブレードランナー」「ブラック・レイン」などを監督したリドリー・スコットが担当。

主演は、スウェーデンの女優で「トゥームレイダー ファースト・ミッション」などに出演したアリシア・ヴィキャンデル

日本からは「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の小林直己が、日本人カメラマン役で登場します。

 

この映画、正直言って「ものすごく面白い!」という訳ではなかったのですが、物語と映像から伝わってくる、80年代日本の何とも言えない独特の雰囲気が味わえる作品です。

新宿の夜の街や佐渡のお祭りのシーンといい、ゆったりと流れる不思議な異世界のような映像。普段見慣れている日本の町並みが、外国のスタッフが撮影すると不思議な画になる・・

「ブレードランナー」「ブラック・レイン」の監督、リドリー・スコットが製作総指揮を担当したからでしょうか?

「ブラック・レイン」では、大阪の夜の街がとても魅力的に見えました。

 

そして、ルーシー役のアリシア・ヴィキャンデルが、とても可愛くミステリアスな雰囲気を出していて、物語を一層不思議なものにしています。

可愛い分、物語の中で嫉妬する場面を観た時、すごい怖いものを感じました。

 

ルーシーは「自分には死がつきまとう」と自分自身を責めながら生きています。そこに三角関係や殺人事件も絡んできてドロドロした内容になっていくんですが、ラストでは、もの悲しくも安心させてくれるものがあり、鑑賞後は静かな余韻に浸ることが出来ました。

 

若干説明不足の部分もあったのですが、逆に想像力を刺激させてくれました。

原作は未読なんですが、もっとミステリー要素が強い作品なんでしょうね。

 

ミステリーと同時に、作品から伝わってくる独特の間や映像美をじっくり味わうことが出来る映画です♬

アースクエイクバード ネット動画配信サービス

 

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アースクエイクバード 原作小説

アースクエイクバード キャスト・スタッフ

キャスト

◯ルイザ・フリー:アリシア・ヴィキャンデル(吹替 池澤春菜) 

◯禎司:小林直己

◯リリー・ブリッジズ:ライリー・キーオ

◯ボブ:ジャック・ヒューストン(小森創介)

◯なつこ:祐真キキ

◯山本:佐久間良子

◯加藤:岩瀬晶子

◯小口:山村憲之介

◯亀山:室山和廣

◯歌手:クリスタル・ケイ

スタッフ

監督ウォッシュ・ウェストモアランド

脚本ウォッシュ・ウェストモアランド

原作スザンナ・ジョーンズ 

製作総指揮リドリー・スコット

 

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