ロイ・シャイダー主演のヘリコプターアクション映画「ブルーサンダー」を紹介します。
テロ対策用に開発された最新鋭ヘリコプターの裏でうごめく陰謀に、一人のパイロットが立ち向かいます。
男たちの人間ぐさい熱い戦いに注目です。
※2020年7月時点の情報です。最新の配信状況は公式ページにてご確認ください。
ブルーサンダー アクションシーン
ブルーサンダー あらすじ
カルフォルニア州警察と陸軍は、対テロ対策として、最新鋭攻撃ヘリコプター「ザ・スペシャル」こと「ブルーサンダー」を開発した。
市警察航空隊のパイロット、フランク・マーフィー(ロイ・シャイダー)は、州当局の意向でブルーサンダーのテストパイロットに選ばれるが、そこから彼は政府の大きな陰謀に巻き込まれていく。
ブルーサンダー 見どころ・感想
「ブルーサンダー」は1983年に公開されたアメリカ映画です。
この映画が面白いのは、周囲が敵だらけの状態で、ただ一人勇敢に立ち向かう主人公の姿。
正確には、別れた奥さんも協力しますが。
映画では、色々と突っ込みどころは出てきますが、そんなことはお構いなく勢いで話が進みます。
当時はCGの技術も進んでいないため、市街戦のシーンもほとんど実写で迫力満点です。
ヘリのアクションと、悪の権力に立ち向かう男の姿に胸が熱くなります。
「ブルーサンダー」以外、この時期に公開されたハイテク兵器の映画は
クリント・イーストウッド主演「ファイヤーフォックス」、
海外ドラマでは
ジャン・マイケル・ビンセント主演「超音速攻撃ヘリエアーウルフ」、
が大人気となりました。
これら3作の主人公に共通しているのは、ベトナム戦争で傷を負っている、という設定。
80年代はベトナム戦争を題材にして、戦いの虚しさを描いた映画が多く作られました。
「ブルーサンダー」も観終わったあと、戦いの虚しさ、みたいなものが残りました。
その虚しさの中に、ロイ・シャイダー演じるフランク・マーフィーの、強い信念みたいなものが、じわじわっと感じてきました。
ハイテクヘリコプターもそうですが、ハイテク兵器に群がる人間たちの欲望と、それに立ち向かう一人の男の勇気が全開の燃える映画です。
ブルーサンダー 動画配信サービス
※2020年7月時点の情報です。最新の配信状況は公式ページにてご確認ください。
ブルーサンダー キャスト・スタッフ
キャスト
・ロイ・シャイダー
・キャンディ・クラーク
・マルコム・マクダウェル
・ウォーレン・オーツ
・ダニエル・スターン
スタッフ
監督 ジョン・バダム
制作総指揮 フィル・フェルドマン、アンドリュー・フォールスゲン
制作 ゴードン・キャロル
脚本 ダン・オバノン、ドン・ジャコビー
撮影 ジョン・A・アロンゾ
美術 シドニー・Z・リトワック
編集 フランク・モリス、エドワード・M・アブロムズ
音楽 アーサー・B・ルビンスタイン