ゴッホの世界が体験が出来る!?「永遠の門 ゴッホの見た未来」感想・レビュー

世界的に有名な画家フィンセント・ファン・ゴッホの晩年の人生を描いた「永遠の門 ゴッホの見た未来」をご紹介します。

キャッチコピーは「ゴッホが見た世界が、あなたの魂を開放する、圧倒的感動体験

魂が開放されるって本当かな?と思いつつ観てみました。

 

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永遠の門 予告編

永遠の門 あらすじ

南フランスのアルルで絵の制作活動を始めたゴッホは、熱心なあまり地元の人間とトラブルも起こしていた。

画家ゴーギャンとの共同生活にも破綻をきたしてしまう。

しかしゴッホには、絵を通して目には見えない永遠の世界を伝える、という強い使命感があった。

永遠の門 感想・レビュー・見どころ

ゴッホの映画はこれまで幾つも作られてきました。

今回「永遠の門」を観てとても印象的だったのは、ゴッホの視点から見た映像を描いていること。

これまでのゴッホの映画は、第三者の視点で描かれていましたが、本作ではカメラがゴッホの視点になって、彼が絵を描くときに体験したと思われる世界を描いていることです。

出典元:https://gaga.ne.jp/gogh/

フランスの自然の映像も美しいです。

当然、監督始めスタッフはゴッホに会ったことがないので、「おそらくゴッホはこのように世界を観たであろう」という感じて映画を作ったのでしょう。

画家としても活動しているジュリアン・シュナーベル監督の感性の映画ですね。私はこの映画で監督が好きになりました。

出典元:https://gaga.ne.jp/gogh/

ゴッホ役のウィレム・デフォーがイメージにピッタリ。彼はこの映画で、アカデミー賞主演男優賞にノミネート、第75回ヴェネチア国際映画祭 最優秀男優賞を受賞しました。

出典元:https://gaga.ne.jp/gogh/

この映画では、幾つもの説があるゴッホの死の原因について描いています。そこにはゴッホの人間としての優しさが描かれいます。

「永遠の門」は、伝記映画というより、ゴッホの感じた世界を映像を通して感覚的に伝えようとしています。ですので、ゴッホについてある程度予備知識がある人や、芸術が好きな人達向けの映画なのかな、と感じました。

でも「ゴッホって何を感じてたのかな」と想像力を膨らまして観ると、別の気づきがあるかもしれません。

出典元:https://gaga.ne.jp/gogh/

私は、映画から伝わってくるゴッホの不器用な性格から来るいじらしさ、そして彼のひたむきな絵にかける情熱が感じられて、もう一度見返してしまいました。

魂は開放されたのでしょうか?

ゴッホの気持ちを追体験することで、一瞬ですが開放されたように感じました。

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永遠の門 オリジナル・サウンドトラック

「永遠の門」の音楽を担当したタチアナ・リソフスカヤは、モデルをしながら音楽家としても活動したことがある経歴の持ち主。本作で映画音楽デビューしました。

永遠の門 キャスト・スタッフ

キャスト

☆フィンセント・ファン・ゴッホ:ウィレム・デフォー

☆テオドルス・ファン・ゴッホ:ルパート・フレンド

☆ポール・ゴーギャン:オスカー・アイザック

☆ポール・ガシェ医師:マチュー・アマルリック

☆ジヌー夫人:エマニュエル・セニエ

☆聖職者:マッツ・ミケルセン

スタッフ

監督:ジュリアン・シュナーベル

脚本:ジュリアン・シュナーベル、ジャン=クロード・カリエール、ルイーズ・クーゲルベルク

撮影:ブノワ・ドゥローム

制作:ジョン・キリク

音楽:タチアナ・リソフスカヤ

 

原題 At Eternity’s Gate