ワンカット長回しで話題を集めた戦争映画『1917命をかけた伝令』を紹介します。
「驚愕の没入体験」「異次元の没入体験」という触れ込みは本当だったのでしょうか・・・
⇒ AmazonPrimeVideoで『1917 命をかけた伝令』を観る♬
※2020年8月時点の情報です。最新の配信状況は公式サイトにてご確認下さい。
『1917 命をかけた伝令』予告編
『1917 命をかけた伝令』あらすじ
1917年4月6日、第一次世界大戦中のある日、イギリス人兵士のスコフィールドとブレイクは、ある任務を命じられる。
それは最前線の味方の部隊がドイツ軍の罠にはまらないようにするため、明朝までに作戦中止の命令を届ける、というものであった・・
『1917 命をかけた伝令』見どころ・ネタバレ・感想・レビュー
『1917 命をかけた伝令』(原題:1917)は、2019年制作のイギリス・アメリカ合作の、第一次世界大戦を舞台にした2人の若きイギリス兵の姿を描いた戦争映画です。
全編ワンカットで注目を集めたのと同時に、第77回ゴールデングローブ賞においてドラマ部門の作品賞と監督賞を受賞。第92回アカデミー賞では、撮影賞、視覚効果賞、録音賞を獲得といった事でも話題を集めました。

この映画でヒシヒシと伝わってきたのは、戦場での時間の流れと切なさが、とてもリアルに感じたということ。
これまでの多くの戦争映画では、主人公たちが物語の途中で出会った人間たちとの出会いや別れを、余韻を残すような演出をしていたものがほとんどでした。

しかし「1917」ではリアルタイムにストーリーが進行するので、ストーリーの途中で様々な人物との出会いや別れがあっても余韻に浸る余裕もなく、すぐに次の行動のシーンに移っていきます。
その辺が戦場で息をつく暇もなく進まなければいけない、というリアルな時間の流れが伝わってきて、今まで観た戦争映画以上に切なさと怖さを感じました。
自分は戦場を知る人間ではないので、どのようなものか分かりませんが、本当に想像を絶するものなんでしょうね・・

映画の宣伝では「全編ワンカット」という触れ込みがありますが、実際は複数回のワンカットを繋いで臨場感があるように編集されています。
ワンカットだと役者さんもNGを出すわけにもいかず大変だろうな、と思いながら観ていましたが、そのような心配も後半になると消えてしまい、気がつくと物語に入り込んで映画を観ていました。

敵が現れるぞ現れるぞ、と思わせながら実際は現れず、安心させておいて、まさかここで!という演出は「1917」でも出てきますが、それでもとても緊迫感があり怖かったです。
恐怖心を感じながら、伝令の任務のため、そして友人の為に走るスコフィールドの姿に、とても熱いものを感じ、「驚愕!」「異次元」とまでは行かないまでも、圧倒的な臨場感による没入体験は実感できました。
最初は誰だか分からなかったのですが、ラストに「イミテーションゲーム」「ドクター・ストレンジ」のベネディクト・カンバーバッチが出演していたんですね♬
『1917 命をかけた伝令』ネット動画配信サービス
⇒ AmazonPrimeVideoで『1917 命をかけた伝令』を観る♬
※2020年8月時点の情報です。最新の配信状況は公式サイトにてご確認下さい。
『1917 命をかけた伝令』オリジナルサウンドトラック
映画で流れるトーマス・ニューマンの音楽も美しいです。
『1917 命をかけた伝令』キャスト・スタッフ
キャスト
スタッフ
⇒ AmazonPrimeVideoで『1917 命をかけた伝令』を観る♬
※2020年8月時点の情報です。最新の配信状況は公式サイトにてご確認下さい。